海外までさすらう破"壊"僧 −前編−

 

UFS(Universal Fighting System)という海外トレーディングカードゲームをご存知だろうか。

 


カードシステムはこちら(Trading Card Games Club JUGGERNAUTSさん)が詳しいので略すが、

そのシリーズの中に"THE KING OF FIGHTERS 2006 and SAMUARI SHODOWN V"というのがある。

"SAMUARI SHODOWN V"とは日本で言うところのサムライスピリッツ零。

 

最初このカードの存在を知ったとき、

零の骸羅が骸羅の名を騙るクッキングガイラorマジンガーガイラであるという事実よりも

どうせ外人の描いたトレカの侍なんてのは着物の袷とか適当で、

野郎は全員コナンザグレートで女はアマゾネスになってんだろ(←偏見)

とスルーして終わるところだった。

 

 

のだが・・

 


© SNK PLAYMORE USA 2003 © 2003 Yuki Enterprise
“THE KING OF FIGHTERS” is a registered trademark of SNK PLAYMORE CORPORATION “SAMURAI SHODOWN” is a registered trademark of SNK PLAYMORE CORPORATION.
Sabertooth and the Universal Fighting System and their respective logos are either TM / © Sabertooth Games, Inc. 2006. All Rights Reserved.

 

あ、あれ?

なんか普通・・いや、十分イベント日本で売れる絵ですよ?

 

 

 しかも販売元のダウンロードページ(英語)を見ると、

第一弾のそうそうたる顔ぶれの中に、何故か骸羅が入っていることが判明。

証拠→第一弾キャラ(注:pdfファイル)

 

何より零のタイトルを冠しておきながら、

第一弾でお呼びがかかった零キャラは慶寅のみ、では第二弾で誰が来るかと思えば、

ミナもレラも雲飛も腐れ外道も水邪炎邪も羅刹丸も夢路も我旺も通り越して

三九六ですよ。

証拠→第二弾キャラ(注:これもpdf)

 

風間兄弟もスルーで十兵衛、タムタムにお呼びがかかってたり、

かと思えば死ぬ死ぬ詐欺右京が1,2通して皆勤していたり、

本当によく分からん人選である。

・・そういやリムルル閑丸もいないな。あからさまに「子供」をウリにするのは海外では問題が多いのだろうか。

第三弾があるならパピィ希望。犬畜生アタックで自尊心ズタズタ→自暴自棄の強力技もよろしく!

 

ともあれSNKプレイモアUSA公認のトレカで骸羅が扱われていることを知ってしまった以上、

ネタ的に放っておけず、秘奥義・大人買い発動。(効果:己の懐に大ダメージ)

 

 
ムキになって骸羅のみ集めたので、ここに後悔――もとい、公開しよう。

後編に続く